hilemonjerryのブログ

たまに書く

0703

7時24分最寄り駅発の電車に乗れば、50分間座ってることができる。絶対に乗りたい。でも、毎回時間配分に失敗して間に合わない。わたしがホームに着いた瞬間その電車は去っていく。いつも悔しい思いをしながらその次のぎゅうぎゅう詰めの電車で通勤をしている。

合理的に考えて3分はやく外に出られれば、快適な50分間という利益が得られるのに、非合理にその3分間を無駄にぼーっとしたりテレビとかみて過ごしてしまうわたしある。

お弁当をたべた。暑さのせいか食欲をなくして半分しか食べられなかった。

帰り道に統合が失調されている方をみた。身内に精神病患者がたくさんいるせいで他人事には思えず、しかし彼のために何もすることはできず、今日も通り過ぎていく。

「集団ストーカー捜査中! 〇〇学会」なんて仰々しい文字で書かれたTシャツを着て、遠くをキッとにらんで、わたしの通る道をふさいでいらっしゃった。彼もわたしも見えない何かと戦ってるのはおんなじ。でも、彼らはその見えない何かが、感覚としてリアルに感じられてしまう点で、わたしよりも繊細で優れた感覚の持ち主なんだと思う。わたしはなにと戦ってるのかわからないけど、なんだかいつも苦しい。

かつて太古の時代は統合失調症のかたは巫女として生きていたという。彼らは普通の人には見えない、社会の将来の姿や、霊的なものの存在だとかを正確に捉えることができるとされていて、崇拝の対象であった。

彼らこそほんとうを知るものだった。

ほんとうっていまはだれのもの? ほんとうはマジョリティの内に。